ヒアルロン酸注入 – 目の下のクマ、たるみ治療

目の下のクマへのヒアルロン酸注入について

目の下のクマへのヒアルロン酸注入について

目の下のクマへのヒアルロン酸注入は、黒クマで目の下が凹んでしまっている方と、軽度の膨らみがある方向けの治療です。目の下のクマができる原因として、皮膚のたるみがあります。顔の表情を暗く老けた印象にしてしまう目の下のたるみは、お肌のハリを支える真皮層が痩せてしまったために生まれる場合と、目の下の脂肪(眼窩脂肪)が膨らむことが原因とされています。ヒアルロン酸注入は、この皮膚のたるみ、または軽度の眼窩脂肪の突出が原因の場合に適した治療法です。

ヒアルロン酸注入は、皮膚内、皮下に注入をすることで肌を持ち上げ、改善していきます。ヒアルロン酸は、もともと人体(皮膚・関節など)に含まれている成分ですが、そのまま注入してもすぐに吸収されてしまうため架橋という加工を加え、3ヵ月~1年かけて徐々に吸収されるように調整されています。アレルギーが生じることもほとんどありません。

【目次】 

改善できるクマの種類と治療法|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

黒クマ×膨らみ(軽度)

目の下のクマ-軽度の膨らみ

軽度の膨らみタイプは、眼窩脂肪の突出がまだ少なく、涙袋と比べて膨らみが低いことがヒアルロン酸注入適応の条件となります。柔らかいタイプのヒアルロン酸を使用して治療します。

黒クマ×膨らみ(中度)

目の下のクマ-中度の膨らみ

中度の膨らみタイプは、ヒアルロン酸注入での改善が十分に可能ですが、涙袋と同程度まで眼窩脂肪の突出が起きているので、硬いヒアルロン酸で頬の高さを出しつつ眼窩脂肪の膨らみを目立たなくしていく必要があります。図の青色部分に柔らかいタイプのヒアルロン酸、その下の赤い部分に硬いタイプのヒアルロン酸を注入して改善していきます。

黒クマ×膨らみ(強度)

目の下のクマ-強度の膨らみ

膨らみがとても大きい強度のタイプの場合、まずは経結膜脱脂を中心とした手術療法を検討します。しかしヒアルロン酸注入で改善したいという場合には、頬の膨らみをしっかりと出しつつ眼窩脂肪の膨らみを目立たなくするという方法で治療を行います。図の青色部分に柔らかいタイプのヒアルロン酸、その下の赤い部分に硬いタイプのヒアルロン酸を注入して改善していきます。

くぼみタイプ

目の下のクマ-くぼみタイプ

くぼみタイプは、頬骨の突出が少なく、目が落ち窪んで見えるタイプです。通常、目の上も凹みが目立つことが多いです。
柔らかいタイプのヒアルロン酸を使用して治療します。

Dr筒井の解説

Dr筒井

目の下のクマへのヒアルロン酸注入を行う際の重要なポイントは「頬の高さ」です。アジア人は頬前面の高さが低いため、顔を横から見た時に「のぺっと」した感じに見える方が多いです。このタイプの方に目の下だけに注入してしまうと、不自然になります。いわゆる「ヒアル顔」です。頬前面の高さが低い場合には、まず高さを出してから目の下にヒアルロン酸を注入することが、自然な形状を作る上で大事なポイントとなります。

組み合わせ治療について|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入

目の下のクマ-ヒアルロン酸注入

頬前面(矢印部分)の高さがある場合は、目の下と頬の境の溝を埋め、頬上を膨らませます。段差を消していくイメージです。柔らかいタイプのヒアルロン酸を使用します。

目の下のクマへのヒアルロン酸注入:88,000円~(税込)

組み合わせ治療

目の下のクマ-ヒアルロン酸の組み合わせ治療

頬前面(矢印部分)の高さがない場合、ヒアルロン酸注入のみの治療を行うと、目の下ばかりボリュームが増してしまい、不自然な仕上がりになってしまいます。頬前面の高さを出してから、ヒアルロン酸を注入します。

頬前面ボリューマ1本+目の下のクマへのヒアルロン酸注入:198,000円(税込)

当院のクマ治療のポイント|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

注入は0.01ml単位で行います

通常ヒアルロン酸は、0.1ml単位で注入されます。0.1mlと聞くと非常に少ない量に思えますが、繊細なラインを作り出す美容医療の領域では0.1ml単位での注入は大雑把。本当に自然なラインを作り出すには0.01ml単位で注入をコントロールする高い技術力が必要になります。技術力が結果に結びつく治療だからこそ、細かな部分までこだわった施術を提供しています。

目の下のクマ-ヒアルロン酸の注入

ヒアルロン酸の種類を厳選しています

ヒアルロン酸には様々な種類があり、作っている会社も複数あります。それぞれの会社が、硬さ・粘度・粒子の大きさを変えた特長の違う製品を複数リリースしていますが、目的・部位により使用するヒアルロン酸は異なります。目の下など皮膚の薄い部位のしわには柔らかく粒子が細かいヒアルロン酸が適しています。当院ではヒアルロン酸の素材を常に厳選し、硬さや粒子の大きさを各種取り揃え、持続性や安全性、仕上がり具合などを確認するなど万全の体制で治療を行っております。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は人の体内にもともと存在するゼリー上の物質で、強い粘り気や弾性を持っています。皮膚では表皮内に多く含まれており、さまざまな細胞同士をつなぐ役割を担っています。表皮にはコラーゲンが網目状に存在していますが、ヒアルロン酸はその隙間を埋めるように満たしています。コラーゲンの弾力性を高め、肌の潤いを保つ大切な成分です。

当院で取り扱っているヒアルロン酸の種類

・エストラ社…クレヴィエル
・Professional Dietetics社…スネコス
・アラガン社…ジュビタームビスタ ボリューマXC、ジュビタームビスタ ボリフトXC
・テオシアル社…リデンシティⅡ
・ハンスバイオメド社…ダイアモンドフィール
・Vivacy社…スタイレージ(M、ハイドロMAX、Lip)

Dr筒井の解説

Dr筒井

注入に使用するヒアルロン酸は必ず個人用としており、毎回新しいヒアルロン酸を使用しています。また、ヒアルロン酸注入をためらう方々は、痛みを気にされていることが多いため、痛み止めの貼り薬と麻酔入りのヒアルロン酸を使用することで痛みを抑えています。

料金と施術詳細|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

料金88,000円~(税込)
施術時間両目で約1時間
治療中の痛み痛み止めの貼り薬と麻酔入りのヒアルロン酸を使用することで、痛みを抑えています
治療後痛み場合により違和感が3~5日あります
ダウンタイム・リスク稀に出現しますが、約1~2週間で徐々に治まります。むくみやすい方は腫れる場合がありますが、約1週間で消失します
術後の通院ありません
※ご希望の場合は無料で診察いたします
化粧施術後すぐに可能
コンタクトレンズ1週間後から可能
洗顔施術後すぐに可能
シャワー入浴は当日は控え、身体を長時間温めないようにしましょう

アフターケア保証について

ヒアルロン酸注入後、ヒアルロン酸の吸収力が強いとボリュームがなくなる場合があります。当院では、注入日より1ヵ月以内でしたら、無料で微調整を行っておりますので、ご予約の上お越しください。

施術事例(症例写真ビフォーアフター)|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

2023年8月、ヒアルロン酸注入の価格改定をいたしました。
症例写真内に表記されている価格は、料金改定前の価格となっておりますので、ご注意くださいませ。

詳しくはこちら

Case.1

目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

Case.2

目の下のクマ – ヒアルロン酸注入
施術名ヒアルロン酸注入
料 金66,000円(税込)
リスク治療中の痛み痛み止めの貼り薬と麻酔入りのヒアルロン酸を使用することで、痛みを抑えています
治療後の痛み場合により違和感が3~5日あります
腫れむくみやすい方は腫れる場合がありますが、約1週間で消失します
内出血稀に出現しますが、約1~2週間で徐々に治まります
アレルギーごく稀にかゆみ、じんましんなどのアレルギーが発症する場合があります。その場合は、ヒアルロン酸分解注射を行い、抗原の除去を行います
青く透ける・膨張ヒアルロン酸を分解する酵素がない方の場合、ヒアルロン酸が減らず水を吸収して膨張する。水が透けて青っぽく見える。という症状が起きます。こういった場合には、ヒアルロン酸分解注射で治療する必要があります

施術の流れ|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

STEP1
カウンセリング
医師によるカウンセリングで、クマ・たるみの状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたに合った治療法をアドバイスいたします
STEP2
クレンジング
洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております
STEP3
治療の決定
ご相談の上、どのような治療を行なっていくかを決定していきます。 患者様の希望をよく聞いた上で、最適な治療法をご提案できるようにしております
STEP4
麻酔
治療の際の痛みを軽減させるため、必要に応じて麻酔をおこないます。塗布麻酔、局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を用意しており、ご相談の上、どの麻酔法を行うかを決定しています
STEP5
治療
治療は当日、または後日に行います。日程もご希望により決定していきます
STEP6
鎮静
術後の炎症を収め、腫れのリスクを軽減させるために冷却や外用剤の塗布を行います

クマのヒアルロン酸注入は日本美容外科学会(JSAS)専門医が担当

日本美容外科学会(JSAS)専門医 筒井 裕介 

日本美容外科学会(JSAS)専門医 
筒井 裕介
クマのヒアルロン酸注入は、クマとなっている原因を正確に診断した上で行う必要があるため、専門知識・経験・センスが問われる施術です。当院の院長でもある筒井裕介は、日本美容外科学会(JSAS)専門医であるほか、多くの学会の会員として日々研究を行っています。

よくあるご質問|目の下のクマ – ヒアルロン酸注入

  • ヒアルロン酸の持続期間はどれくらいですか?

    持続期間は約6ヵ月~1年です。 ですが中にはヒアルロン酸が体質的に合わない方もいらっしゃいます。 注入したヒアルロン酸が膨張したり、青く透けたり、硬くなってしまいなかなか吸収されないなどといったトラブルが起こる方もいらっしゃいます。 カウンセリングにて判断させて頂いております。


  • ヒアルロン酸の追加注入はできますか?

    施術日より1ヵ月以内であれば追加注入や、微調整を無料で行っております。


  • 手術中にヒアルロン酸の注入量のリクエストはできますか?

    はい、注入時にお鏡をお渡しし、調整しながら注入を行います。


  • ヒアルロン酸注入のデメリットを教えてください。

    ダウンタイムなく気軽に行えることがメリットですが、体質的に合う方・合わない方がいらっしゃることがデメリットです。注入剤が水分を含んで膨張する場合、また光の加減で青く透けてしまう場合がございます。注入後体質的に合わない場合にはヒアルロン酸分解注射(別途)を使用して元に戻すことができますので、ご安心ください。


  • ヒアルロン酸適用となる場合はどんな特徴がありますか?

    目の下に膨らみがなく、くぼむことで影ができて目の下全体がくすんで暗く見えている場合、ヒアルロン酸が適用となる可能性は高くなります。


  • ヒアルロン酸は合わない人もいるんですか?

    実際にご診察、またはご来院頂けない場合には写真カウンセリングを行った上で、決定させて頂いてます。 ご希望の場合には、ご予約の際にお申し出くださいませ。


  • 使用しているヒアルロン酸は韓国製ですか?

    当院では韓国製ヒアルロン酸は使用しておりません。 テオシアル社(グローバルアクション、ファーストライン、リデンシティー1・2) Q-MED社(マクロレーンVRF20、レスチレンビタール) の複数あるヒアルロン酸の中から、医師がお客様に合ったものをお選びします。


  • 遠方なのですが良い方法はありますか?

    当院では目のクマ・たるみでお悩みの方専用の「オンラインカウンセリング」をご用意しております。スマホのカメラ機能を使ってお顔を拝見し、ある程度の治療のご提案をさせていただいています。 オンラインカウンセリングページはこちら


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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。

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