目元(目の下のたるみ・クマ、まぶたのたるみ・くぼみ)丨美コラム
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できてしまった目の下のクマの対処法について

更新:2019/04/1

目のクマについて、何らかのお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。目のクマ、目の下のくぼみ、膨らみ、たるみ、しわなどは年齢とともに発生してくることが多くあります。

今回はそんな目の下のクマについて、日頃から気をつけておくと良い対処法から、クマをうまく隠すメイク法、クマ治療の種類までをご紹介します。

目のクマができた際の対処法

ひとくちにクマといっても、睡眠不足や眼精疲労などで一時的にできるクマもあれば、加齢によって肌にハリがなくなり、慢性化してしまうクマもあります。

まずは寝不足やストレスが原因でなか、自分の生活を見直してみましょう。

気付いたら目の下にクマができている…。そんな時は、どのように対処したら良いのでしょうか。
ここからは、主な対処法について2つご紹介します。

応急処置丨クマを隠すならメイクとメガネ

ツボを刺激して血行促進を促す目元ケアもありますが、その人の症状によって効く・効かないが別れます。また即効性があるとも言えません。目元の皮膚はとても薄いため、誤ったマッサージやツボ押しで逆効果になることも考えられます。

そんなクマを一時的に隠す方法として、1つめは、メガネがおすすめです。メガネにすることで、人の視点をある程度クマからずらすことが期待できます。

次に、女性であればメイクである程度隠すことができます。
クマ隠しでよく使われるのが、コンシーラーですが、コンシーラーは厚塗りをして、かえって悪目立ちしてしまう…。というお悩みの方もいるのではないでしょうか。さらに、クマに凹凸がある場合は、どうしてもコンシーラーでは隠すことが難しいですよね。

クマ隠しのためのおすすめのメイク法については、この後詳しくお話します!

元に戻すなら治療

メガネやメイクは一時的にクマを隠す方法ですが、やはり根本的な症状を解決させる方法としては治療が一般的です。

クマの治療は眼科でできるの?と思われがちですが、基本的には美容外科、美容皮膚科でできる治療となります。
これらは美容整形。というイメージが強いかもしれませんが、加齢などが原因でできてしまったクマには、若い頃の状態に近づける(戻す)治療を行うため、整形とは少し違うのではないでしょうか。

クマの治療法は色々あります。くぼみや膨らみで影ができているタイプのクマ、色素沈着によるクマなど、クマの種類によって治療法は異なります。クマに合った治療法を選ぶ。というのが大切なポイントになります。

クマ隠しのためのメイク法

前述のとおり、メイクでクマを隠したいと思っても、下手に厚塗りをして隠そうとすると逆にクマが目立ってしまう場合があります。ここでは上手にクマを隠すためのメイク法について3つのポイントをご紹介します。

  • 1: クマの種類に合わせた色のコンシーラーを使用する
  • 2: 目頭からコンシーラーを伸ばして、指で馴染ませる
  • 3: 地肌の明るさをプラスするアイシャドウを軽くのせる

ここからは、それぞれの方法について詳しく説明します。

1:クマの種類に合わせた色のコンシーラーを使用する

クマ隠しに効果的なアイテムとして人気のあるコンシーラーですが、コンシーラーならどれでもきちんとクマを隠すことができるわけではありません。地肌はもちろん、クマのタイプを見て色を選ぶことが大切です。

クマは大きく、青クマ・黒クマ・茶クマ、赤クマの4種類に分けることができます。

【クマの種類別に適したコンシーラーの色】
クマの種類 クマができる原因 コンシーラーの色
青クマ 血行不良(静脈のうっ血) オレンジ系カラー
黒クマ 眼輪筋の衰え
茶クマ 紫外線や刺激による色素沈着 イエロー系カラー
赤クマ 血行不良(静脈と動脈のうっ血)
目元の疲労
【クマの種類別に適したコンシーラーの色】
青クマ
クマができる原因
血行不良(静脈のうっ血)
コンシーラーの色
オレンジ系カラー
黒クマ
クマができる原因
眼輪筋の衰え
コンシーラーの色
オレンジ系カラー
茶クマ
クマができる原因
紫外線や刺激による色素沈着
コンシーラーの色
イエロー系カラー
赤クマ
クマができる原因
血行不良(静脈と動脈のうっ血) 目元の疲労
コンシーラーの色
イエロー系カラー

自分の目の下にできているクマはどの種類なのかを把握した上で、最適なコンシーラーの色を選びましょう。

2:目頭からコンシーラーを伸ばして指で馴染ませる

コンシーラーを使用する際は、厚塗りにならないように気をつけましょう。

クマの上だけに塗ると悪目立ちしてしまうため、目頭から目尻に向かって放射線状に乗せます。あとは指の腹で軽くポンポンと馴染ませ、肌の色と同調するようにぼかしましょう。
また、クマが逆に強調されてしまわないよう、コンシーラーの量は少量にするのがポイントです。

3:地肌の明るさをプラスするアイシャドウを軽くのせる

コンシーラーでカバーしきれないクマには、ピンク系・ゴールド系などといった明るい色のアイシャドウが効果的です。クマの影を光で飛ばすハイライトとして使用します。

しかしアイシャドウも塗りすぎは禁物です。程よく塗ることで、クマを隠せるだけでなく「女の子らしい」「大人っぽい」などさまざまな雰囲気を演出することができるでしょう。

美容クリニックでできる主な3つの治療法

ここまではメイクでクマを隠す方法についてご紹介しましたが、化粧によるクマ隠しはあくまでも一時的な対策法。毎朝のスキンケアだけでも忙しく、あまりメイクに時間を割けないという女性も多いでしょう。

また、化粧品そのものやメイク汚れ、強い洗顔が原因で色素沈着が起こり、クマが悪化してしまうケースもあります。 メイクに頼らずクマを改善させるためには、治療が一般的となります。

まずは医師の診察を受け、症状の進行度やクマの原因などを把握することからはじめてみましょう。

美容外科、美容皮膚科などのクリニックでは、クマを改善させるために黒クマや赤クマといったクマの種類だけではなく、目の下の皮膚の状況を見て治療法を提案してくれるはずです。

クリニックが行っているクマ治療にはさまざまな種類がありますが、ここでは3つの治療法をピックアップしてご紹介します。

  • 1: ヒアルロン酸注入
  • 2: 脱脂
  • 3: レーザー治療

1:ヒアルロン酸注入

【ヒアルロン酸注入によるクマ治療】
治療の特徴 目の下のくぼみに、ヒアルロン酸を注入する
この治療が向いている方 ・目の下がくぼんでいて、その影によりクマができてる方
・黒クマの方
治療費の相場 1本(1cc)5~10万円前後
ダウンタイム 針跡は数日で消える

ヒアルロン酸注入によるクマ治療は、目の下がくぼむことによる影が原因で黒いクマができている方に向いている治療です。

ヒアルロン酸を目の下のく凹みに注入して、皮膚を平たんにすることで、シワの影を目立たせなくする。という治療です。

ヒアルロン酸1本あたりの相場は1本5~10万円前後が一般的ですが、人により打つ量は異なります。効果を持続させるためには、1年に1回を目安に続けると良いでしょう。

また、ヒアルロン酸注入の針跡は数日で消えるため、ダウンタイムはほとんどありません。術後もすぐにメイクをすることが可能なため、万が一内出血を起こした場合も隠すことができます。

治療のリスクとしては「内出血、しこり、ボリュームの低下、腫れ」があります。
内出血は2週間程度で治ることが多いものの、人によっては内出血が長く続く場合もあります。内出血は改善する方法がありますので、その際は医師に相談をしましょう。

術後に起こりうる「しこり、ボリュームの低下」に関しては、半年~1年かけて解消されていくのが一般的です。

「感染、腫れ」の症状は、術前・術後の対処が必要になります。心配な方はカウンセリングじに、医師にリスクについて相談しておきましょう。

2:脱脂

脱脂とは、目の下の皮膚の膨らみやたるみを取り除く治療のことで、切らない治療と、切る治療のどちらもあります。
ヒアルロン酸注入に比べ高額な費用がかかりますが、膨らみそのものを取り除く治療であるため、即効性があり効果も長続きすることが特徴です。

当院で行っている切る脱脂術では結膜側(内側)を切開することが基本で、ただ顔を見ただけでは傷は一切見えません。また多少の個人差はあるものの、治療に伴う腫れや内出血は数日程度で落ち着きます。
ヒアルロン酸注入とは異なり、メイクは翌日から可能です。コンタクトレンズは1週間後から着用可能となるため、日頃コンタクトを使用していた方はメガネの用意を忘れないでおきましょう。

切る脱脂術のリスクは、傷は見えないが腫れや内出血が起こる可能性があります。症状は数日~1週間程度で引くことが多いです。

切らない脱脂は、腫れ・内出血、それに伴って痛みが数日続く可能性があります。症状は数日~1週間程度で引くことが多いです。

切る脱脂術によるクマ治療 切らない脱脂術によるクマ治療
治療の特徴 目の下の膨らみ(脂肪)を取り除く
この治療が向いている方 ・目の下に膨らみがあり、その影によりクマができてる方
・赤クマの方
・黒クマの方
治療費の相場 約30~40万円前後(両目) 約15~25万円前後(両目)
ダウンタイム 3日~1週間ほどで腫れ、10日~2週間ほど内出血が続く可能性がある 3日~1週間ほど痛みや腫れが続く可能性がある

3:レーザー治療

【レーザーによるクマ治療】
治療の特徴 メラニンによる色素沈着で茶色くなった目の下の皮膚にレーザーを当て、メラニン色素を破壊する
この治療が向いている方 ・摩擦や日焼けなどの生活習慣により、目の下に色素沈着が起きている方
・茶クマの方
治療費の相場 1回/約5万円
トータルで約25~30万円(両目)
ダウンタイム ほぼなし

レーザー治療は、シミなどの原因となるメラニン色素をレーザーで破壊し、色素沈着を改善させる治療になります。
目の下の皮膚そのものが黒っぽく色素沈着している方に向いている治療法と言えます。

レーザーは照射1回につき5万円程度で受けられ、個人差はありますが5回ほど繰り返すことで効果を実感しやすいと人気です。
レーザーの種類や強さにもよりますが、ダウンタイムはほとんどありません。
メイクは施術当日から可能なため、万が一内出血が起きてしまっても簡単に隠すことができます。

レーザートーニングのリスクとしては、「赤み、かさぶたができる」などがあげられます。治療前、治療中に痛みを感じることもありますが、麻酔などもありますので、不安な方は事前に相談をしましょう。

まとめ

クマを隠す主な方法として、メイク時のポイントについてご紹介しました。色々と試してみて、自分の症状に適した方法を見つけてみてください。

また、クマを効果的になくす方法として、クマの治療法についてご紹介しました。治療法は色々とありますので、どの治療が自分に適しているのかがポイントになります。

カウンセリングは無料のクリニックが多くありますので、まずは足を運んでみましょう。

コラム著者・監修丨
セオリークリニックについて

院長 筒井 裕介

コラム著者:院長 筒井 裕介
2003年3月に順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学の形成外科助手を経てオザキクリニックに勤務。2009年12月21日にTheoryクリニックを開業。目の下のクマ取り、ニキビ跡治療、糸リフトなどの実績多数。日本美容外科学会(JSAS)の専門医であり、多くの学会で発表もしている。

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