ボトックス(アラガン)によるシワの改善治療

ボトックスとは?

表情じわの原因となる筋肉の動きをブロックすることでシワなどの症状を改善する治療法です。施術を行う上で重要なことは、筋肉の動きを細かく見極めて、しわの治療に必要な部位のみにお薬を行き渡らせること、そして自然な仕上がりにする事です。

当院の治療の仕組み

どの筋肉に効かせるか?がポイント

Dr筒井

顔の場合、表情筋が複雑に絡み合っています。そのため、どの表情筋に効かせるかで仕上がりが変わること、そして表情の作り方は個人差が大きいため、見極めた上での注入が重要になります。注入治療はわずかなコントロールで効果が変わりますので、診断力と針先を細かく調整する技術力が必要になります。

注入の深さをコントロール

ボトックスは筋肉に効果を発揮する薬剤ですが、筋肉内に注入するのか?筋肉の上にまく感じなのか?筋肉には直接注入せず、周囲の脂肪組織に置いてくる感じに入れるのかで効果が変わります。そのため、針先のわずかなコントロールで調整する技術が必要となります。

注入量の調整

何箇所に注入するのか?1箇所に何ml注入するのか?など、注入量でも効果は変わります。1箇所に多く注入すると、周囲に広がり予想外の筋肉に効いてしまったりしますし、注入所を増やすと、内出血のリスクが高まります。そのため、その方に合った最適な注入法を見つけることが重要になるため、「診断」が何よりも重要になります。

部位別に解説!

前額のボトックス

前額部に入る横ジワの改善のために行います。眉毛を挙上する筋肉の動きが原因でできるシワに対する治療です。効かせすぎると目が重たく感じるようになったり、目つきが悪く見える場合があるので、その部分を相談しながら注入部位量を決定していきます。

眉間のボトックス

眉間に入る縦ジワが主なターゲットです。皺眉筋の動きが原因で出来る皺に対する治療です。自分で動かしているつもりではなくても、夜間寝ている時にずっと眉間にシワが寄っている場合もあります。

目尻のボトックス

目尻のシワは、カラスの足跡とも呼ばれているシワで、原因は眼輪筋の動きです。眼輪筋は、目をつぶるための筋肉ですので、目を強くつぶるとこのシワが深く出ます。効かせすぎると表情が硬くみえるため、注意しながら注入部位・量を決める必要があります。

鼻根部のボトックス

鼻根部のシワは、鼻根部から目の下にかけてななめに入るシワの事を指します。眉毛と頬を鼻に向かって集める感じに動かす時に動く筋肉です。

目の下のボトックス

目の下に入る小じわに対する治療です。眼輪筋の動きが原因となっています。この筋肉の動きには個人差が大きく、目の下のシワが目立つ人と、そうでない人がいます。

ガミースマイル(笑顔調整)のボトックス

ガミースマイルは、笑った時に上唇上に移動しすぎる事で、上顎の歯茎が見える状態の事を言います。原因は大きく分けて3つあります。
1つは、上唇を上に挙上する筋肉が強い事です。この場合、ガミースマイルボトックスは「縦」の注入を行います。2つ目は口角を横に引っ張る力が強い場合で、この場合はガミースマイルボトックスは「横」の注入を行います。人によっては両方の注入が必要な場合もあります。3つ目の原因は、歯並びです。これは歯列矯正の適応となります。

ほうれい線のボトックス

ほうれい線の主な原因は頬の脂肪が下がってくることにあります。これについては脂肪を引き締める機械系の治療やスレッドリフトなどの引き上げる治療が適応になりますが、口元に力が入りすぎることでほうれい線が目立っているケースも3割の方に見られます。この場合、ほうれい線のボトックスを行わないと十分に改善できないことがあり、ほうれい線のボトックスの併用をオススメしています。

あごのボトックス

あごにできる梅干しジワに対する治療です。下唇を上に挙上する際にできるシワの治療です。またこの動きが強すぎる場合は、あごが平らみ見えるようになるため、その場合にもあごのボトックスは有効になります。

唇のボトックス

口周囲にできる細かいシワに対する治療です。口をすぼめる際にできるシワが対象となります。唇のボトックスは、口をすぼめる動きを抑制するため、ストローで水を飲む動きなどがしずらくなります。

エラのボトックス

咬筋という、噛む動きに関与する筋肉をターゲットとした治療です。硬いものをよく噛む人や、夜間に歯ぎしりや食いしばりをする方は、この咬筋が発達してエラがはっているように見えるため、その改善に用います。噛む力は咬筋以外の筋力も担っているため、咬筋にボトックスを効かせても物を噛むことに支障はありませんが、硬いものを食べるとあごが疲れると感じることがあります。小顔ボトックスとも言われています。

当院で用いているボトックス

アラガン社 ボトックス

ボトックスビスタの名称で販売されている、国内で製造販売承諾を受けている医療用医薬品です。成分はA型ボツリヌス毒素であり25年以上にわたり医薬品としてさまざまな疾患の治療に用いられてきた歴史があります。

他社製のボトックスについてはお問い合わせください

施術詳細

施術時間約5~10分
治療中の痛み表面麻酔を行いますので、針を刺す時の痛みは軽減できますが、薬剤が入る時に痛みを感じる場合があります
リスク(形態の変化)注入場所や量を間違えると起こる可能性があります。当院では、患者様お一人おひとりの表情の使い方、過剰皮膚の量、皮膚の質などをしっかりと診断しています。どのような施術を行うかもしっかりと説明した上で治療に入ります
洗顔施術後すぐに可能です
メイク施術後すぐに可能です
シャワー当日から可能です
施術回数3〜6ヶ月おきに行うことをおすすめしています

施術事例(症例写真ビフォーアフター)

Case.1

ボトックス ※アラガン社の「ボトックスビスタ®」ビフォーアフター
治療部位目尻
治療内容ボトックス ※アラガン社の「ボトックスビスタ®」
費用(税込)27,500円
ダウンタイム・リスク

Case.2

ボトックス+ヒアルロン酸注入ビフォーアフター
治療部位ほうれい線
治療内容ボトックス+ヒアルロン酸注入
患者様50代 女性
費用(税込)110,000円
ダウンタイム・リスク

施術の流れ

STEP1
カウンセリング
気になる部位を伺い、診察します。施術方法について詳しく説明いたします
STEP2
クレンジング
洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております
STEP3
麻酔
注入時の痛みを軽減するために塗布麻酔をおこないます
STEP4
マーキング&注射
施術部位を診察の上、注入箇所にマーキングをおこない、ボトックスの注射をおこないます
STEP5
鎮静
注射部位の腫れや痛みを軽減するため、冷却や外用剤の塗布をおこないます

顔のたるみ(シワ・ほうれい線)
治療メニュー

院長監修コラム

症例写真はこちら

料金表はこちら

当サイトの監修・著者について

当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。

■サイト責任者丨院長 筒井 裕介の所属学会

・日本形成外科学会

・日本美容外科学会(JSAS) 専門医

・日本美容皮膚科学会 会員

・日本臨床抗老化医学会 会員

・日本再生医療学会 会員

アクセス

Theoryクリニック

〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座ビル6F

メール:info@theory-clinic.com

電 話:03-6228-6617