サブシジョンによるニキビ跡治療(クレーター)

【目次】

サブシジョンとは?

サブシジョンとは

サブシジョンとは皮下無切開手術のことで、切開をせず針を指す治療法です。ニキビ跡のタイプとしてはローリングスカータイプ(クレーター)に対して有効な治療法です。ニキビ跡がクレーター状になっている場合、フラクショナルレーザーが届かないか、届いたとしても瘢痕組織が再度戻ってしまい、効果を得られないケースがあります。

サブシジョンでは水平方向に皮内・皮下瘢痕組織を剪断し、そこに柔らかい正常組織の再構築を促すことで、クレーター状のニキビ跡(凹み)を改善します。治療による傷跡は細いためきれいに治ります。

こんな悩みにオススメ!

・深く広いタイプのニキビ跡の方
・クレーターのような傷跡を消したい
・毛穴の開きを改善したい

通常(フラクショナルレーザー)の場合

通常(フラクショナルレーザー)の場合

垂直型に皮膚の再生を促す技術

サブシジョンの場合

水平型に皮膚の再生を促す技術

動画で分かる!ニキビ跡治療

Theoryクリニック ニキビ跡治療について

フラクショナルレーザーとサブシジョンの違い

ニキビ跡に最も効果的な治療は今でもフラクショナルレーザーであると言えます。しかしながら深いニキビ跡や大きいニキビ跡になると、小さいニキビ跡や浅いニキビ跡に比べて治療効率が落ちてしまうという欠点がありました。

通常のレーザー治療の仕組み

通常のレーザー治療の仕組み

フラクショナルレーザーではまず、瘢痕組織を【垂直】に破壊していきます

通常のレーザー治療の仕組み

瘢痕組織を壊すことにより、皮膚は組織を再構築させようと動き出すことでニキビ跡が改善されていきます

レーザーの欠点1

瘢痕が深くまで続いているニキビ跡タイプにフラクショナルレーザーを深くまで照射しようとすると、ドット径が大きくなり皮膚の再生が悪くなってしまいます。

レーザーの欠点2

瘢痕が深くまで続いているニキビタイプの場合、レーザ照射が奥まで届かないため、レーザー照射した部位の周囲に正常組織が接地している部位がなく、正常な再生メカニズムが働いてくれません。

サブシジョン治療の仕組み

サブシジョン治療の仕組み

サブシジョンでは、レーザーで届かない深い層にある瘢痕組織を【水平】に剪断していきます

サブシジョン治療の仕組み

深い層にある瘢痕組織を壊すことにより、皮膚は組織を再構築させようとします。サブシジョンの場合、この【水平】の剪断をミルフィーユ状に数回に分けて行っていくことで、より再生効果が出てきます

Dr筒井の解説│特殊な針と技術を要する治療法

Dr筒井

サブシジョンは、垂直に効果を働かせるフラクショナルレーザーとは違い、水平に変性を起こさせる新しい治療法です。針は特殊なものを使用し、技術を要する治療となりますが、今まで治りにくかった深いニキビ跡・大きいニキビ跡にはおすすめできる治療法です。ニキビ跡治療は、ただレーザーを照射する治療だけでなく、タイプを正しく診断した上で、タイプに合った治療を行うことが大切です。

当院の治療のポイント|ニキビ跡治療 – サブシジョン

サイトンヘイローとサブシジョンの混合治療

サイトンヘイローはハイブリッドなフラクショナルレーザーで、2種類のレーザーをほぼ同時に照射でき、ダメージを少なくしっかりと深くまでレーザーを届けることができる治療器です。しかしながら皮膚の深さでいうと、真皮中層くらいまでが主なターゲットとなり、それより深いところとなると難しくなります。そこでサブシジョン治療を組みわせることで、深い層までの改善が可能になり、深いニキビ跡や大きいニキビ跡の早期改善が期待できます。

料金と施術詳細|ニキビ跡治療 – サブシジョン

料金サブシジョンのみ(5箇所まで) 66,000円
サイトンヘイロー(両頬)+サブシジョン(5箇所まで) 99,000円
施術時間約10分
瘢痕の有無個人差はありますが膨らむ変化をすることがあります
治療中の痛み局所麻酔で行います。麻酔時は少し傷みがございますが、その後は痛みはほどんどありません
ダウンタイム・リスク施術後に腫れが出ますが、1~2週間かけて回復します。また、施術直後から内出血が発生しますが、1~2週間で徐々に回復します
即効性1回の施術で効果が実感できます
洗顔翌日より可能
メイク翌日より可能
シャワー当日から可能
施術回数同じ部位に対しては2〜3回行うことがあります

※モニター対象機種:サイトンヘイロー、ポテンツァ
※写真撮影は、ニキビ跡の部分撮影のみとなり、顔全体は写りません。
※モニター募集は予告なく終了することがございます。ご了承下さい。

施術事例(症例写真ビフォーアフター)|ニキビ跡治療 – サブシジョン

  • サイトンヘイロー+サブシジョン+PFDの症例写真(施術前)
  • サイトンヘイロー+サブシジョン+PFDの症例写真(施術後)
施術名サイトンヘイロー+サブシジョン+PFD(成長因子)
料 金3回施術の合計金額 356,400円(税込)
リスク治療中の痛み照射部位全体に麻酔を行い痛みを軽減します
熱感サイトンヘイロー:日焼けをしたようなヒリヒリとした痛みが約1日続きます。治療直後から熱感がありますが、約1週間かけて徐々に落ち着きます
腫れサブシジョン:施術後に腫れが出ますが、1~2週間で徐々に回復していきます
内出血サブシジョン:施術直後から内出血が発生しますが、1~2週間で徐々に回復していきます

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施術の流れ|ニキビ跡治療 – サブシジョン

STEP1
カウンセリング
医師によるカウンセリングで、お客様それぞれのお肌の状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたの肌に合った治療法をアドバイスいたします
STEP2
クレンジング
洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております
STEP3
麻酔
塗布麻酔を使用した上で局所麻酔を行うことが多いですが、肌の状況により麻酔法は変えております
STEP4
施術
ニキビ跡の深部にある瘢痕組織を剥離していきます
STEP5
止血対策
施術後は出血対策として圧迫を行い、止血後は軟膏処置を行います

よくある質問|ニキビ跡治療 – サブシジョン

  • ニキビ跡のサブシジョン治療後、経過(ダウンタイム)の過ごし方で気をつけることはありますか?

    施術箇所は、清潔に保つようにしてください。


  • ニキビ跡のサブシジョン治療後、効果はいつ頃期待できますか?

    1~3ヵ月に1回のペースで、5回の施術をおすすめしております。治療の約1ヵ月後からが効果を感じやすい時期になります。


  • サブシジョンは傷跡の治療もできますか?

    傷跡や水疱瘡の跡にも応用可能です。


  • サブシジョンを試しに1箇所することはできますか?

    大丈夫です。料金は個数によって異なります。


  • ニキビ跡のサブシジョン治療時に使用する麻酔は何ですか?

    局所麻酔、もしくは神経ブロック注射を行います。


  • 化粧はいつからできますか?

    翌日より可能です。 色素沈着を防ぐためにも、SPF30以上の日焼け止めをご使用ください。 飲む日焼け止め、帽子や日傘、マスクなどのご使用をお勧めします。


  • 洗顔はいつからできますか?

    翌朝より可能です。施術当日は軽く流す程度にしてください。 翌朝より刺激の少ない洗顔料を使用し、ぬるま湯で洗い流してください。


  • 入浴はいつから大丈夫ですか?

    シャワーは当日より可能です。 腫れ、内出血が出ている間は長時間のご入浴はお控えください。


  • 運動はいつから大丈夫ですか?

    腫れ、内出血が出ている間は長時間のご入浴はお控えください。


ニキビ跡 治療メニュー

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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。

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