高周波(RF)テクノロジーによる治療

皮膚のゆるみを引き締め
ハリ・ツヤ・弾力の改善に

ボルニューマとは？

ボルニューマとは、RF（高周波）テクノロジーを使用した治療器です。表皮にできるだけダメージを与えず、真皮・脂肪層に熱を加えていきます。その結果、脂肪層の線維質を増加させ、脂肪層の引き締め、たるみを改善します。真皮内のコラーゲン増生も促されるため、肌のたるみ・シワの改善、肌のハリ・リフトアップ効果が期待できます。冷却機能により、治療中の痛みも軽減されます。

RF（高周波）とは？

RFとはラジオ波という高い電磁波の一種です。波の波動が体内に含まれている分子を波動させ、分子同士が擦れることによって摩擦熱を発生させます。

当院では2022年に日本で1台目となるボルニューマを導入しました。効果の最大化を目指して、私自身も色々な設定を試してきましたので、より効果的に、かつ痛みにも配慮された治療をお受けいただけます。

真皮・脂肪層をターゲットにした治療

RF治療器には大きく分けてモノポーラ型とバイポーラ型があります。ボルニューマはモノポーラ型の機器に属しており、深い部分の治療を得意とします。深い部分とは皮膚の真皮層とその下に広がる脂肪層です。この層の緩みが顔のたるみを作り出す原因となりますので、この層に熱エネルギーを与え、組織の再構築を促すことで、たるみを改善します。

様々な部位に対応が可能

皮膚の表皮をターゲットとしているボルニューマですが、顎、首元、目元、顔全体など、たるみで気になる部位は人それぞれ。ボルニューマは4種類のチップを搭載していますので、様々な部位に施術できます。

ボルニューマの効果と持続期間について

ボルニューマは深い脂肪層に届けることを得意としていますので、脂肪のたるみの改善が期待できます。ボルニューマに即効性はなく、効果のピークは2週間～1ヵ月頃です。高周波の熱刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促され、除々に効果を実感できます。効果の持続期間は3～6ヵ月程度です。ただし、肌の状態や生活習慣などによって個人差があります。

ボルニューマで頬がこける原因と、当院の照射へのこだわり

ボルニューマは、頬骨が出ている方や、頬の脂肪が少ない方に照射すると、引き締め効果により頬がコケるリスクがあります。輪郭、肌の状態、頬の脂肪のつき具合を診断し、脂肪の少ない部分への照射は慎重に行います。当院は、他院でまだ導入がほぼない時期から積極的に治療の研究・改良を積み重ねてきました。機器での治療は打つ人の技術で結果に差がでます。

ボルニューマとハイフ（HIFU）の違い｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

ボルニューマとハイフは共に皮膚の真皮層から皮下脂肪層にかけて熱変性を生じさせることでたるみを改善する治療器です。ボルニューマとハイフの違いは、使用するエネルギーのタイプの違いですが、熱の伝わり方とアプローチできる層が異なります。

	ボルニューマ	ハイフ（HIFU）
治療イメージ
エネルギー	高周波（RF）	高密度焦点式超音波
ターゲット層	真皮層〜皮下組織全体	皮下組織〜SMAS層
熱の伝わり方	広範囲に満遍なく	狙った部分にスポット
期待できる効果	肌の引き締め・ハリ・弾力改善	肌の土台（筋膜）からたるみを引き上げる
持続性	3〜6ヵ月程度	3〜6ヵ月程度

ハイフは、超音波を焦点照射（虫眼鏡で一箇所に集めるような照射）することで一定の深さの部位に熱変性を生じさせます。通過する部分は全くダメージを受けることなく、狙ったところのみに熱変性を起こさせることが可能です。ハイフは狙って加熱できるものの範囲が狭く、ボルニューマは全体を加熱するもののハイフに比べて熱変性がマイルドであるという違いです。

ボルニューマは照射して通過した部分全体を加熱するため皮膚から脂肪層全体を加熱できますが、皮膚へのダメージをコントロールする必要があります。コンタクトクーリングシステムを採用しており、皮膚へのダメージを軽減させながら、脂肪層に熱変性を生じさせています。

1度の治療でもしっかりとした効果を実感しやすい！

ウルトラボルニューマは、肌の奥を集中的に引き締め、土台から引き上げるHIFU（ウルトラセルQプラス）と、緩んだ脂肪を全体的に引き締める高周波（ボルニューマ）を組み合わせた治療です。それぞれの機器の特性や強みを活かすことで、高いリフトアップ効果を実現しています。当院ではただ治療を組み合わせるだけでなく、お客さまの症状に合わせてアプローチ方法を組み立てています。照射のショット数を確保することで、1回の治療でもしっかりとした効果を実感しやすくなっています。当院の治療をご実感いただきたい。という想いで、初回お試し価格を設けておりますので、是非ご利用ください。

HIFU(400ショット)+RF(250ショット)

通常：176,000円

初回：156,000円

HIFU(600ショット)+RF(300ショット)

通常：242,000円

初回：212,000円

ボルニューマとサーマジェンの違い｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

ボルニューマとサーマジェンは共に高周波（RF）を照射する機器ですが、ターゲット層、出力、効果の感じ方などに違いがあります。

	ボルニューマ	サーマジェン
治療イメージ
ターゲット層	真皮層～皮下組織（全体）	真皮層～皮下組織（浅層）
出力	高出力	弱出力
リフトアップ効果	強力	ソフト
効果の感じ方	1ヵ月ほどかけて徐々に	比較的早期
持続性	3～6ヵ月程度	3～6ヵ月程度

サーマジェンでは皮膚深部の真皮層から皮下脂肪層の浅い部分がターゲットとなるように出力が弱めに設定されているのに対し、ボルニューマは真皮層から皮下脂肪層全体を加熱するように高出力に設定されています。顔のたるみの主な原因である脂肪層のたるみをターゲットとする場合には、ボルニューマのような脂肪層全体をターゲットとした治療の方が有効です。

施術事例（症例写真ビフォーアフター）｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

30代・女性・500ショット

40代・女性・300ショット

afterは治療から3ヵ月後の写真です。どちらの症例も治療により「チークトップ」が上がったのがよくわかります。頬の位置が上がることで若々しい印象になります。ダウンタイムの取れない方にもボルニューマはおすすめです。

治療部位	全顔
治療内容	ボルニューマ
費用（税込）	全顔 300ショット 132,000円全顔 500ショット 198,000円

ダウンタイム・リスク

治療中の痛み	熱感、軽い痛みを感じる程度です。
治療後	部分的な赤み、ほてり、火傷のリスクがあります。

料金と施術詳細｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

料金	全顔　500ショット　198,000円
施術時間	約20～30分
傷痕の有無	なし
治療中の痛み	軽い痛みを感じる程度です。
ダウンタイム・リスク	部分的な赤み、ほてり、火傷のリスクがあります。
即効性	直後よりリフトアップ効果を感じますが、徐々に効果が出てくるため、最も効果を感じるのは3～6ヵ月後になります。
洗顔	施術後すぐに可能です。
メイク	施術後すぐに可能です。
シャワー	施術後すぐに可能です。
施術間隔	半年～1年に1回おきを推奨。（お肌の状態によって個人差があります）

治療中の痛みが不安・苦手な方へ…

モノポーラ型のRF治療としてはサーマクールが有名ですが、強い痛みを生じてしまう弱点がありました。ボルニューマは、サーマクールと同じ周波数（6.7MHz）でありながら、チップの改良により熱の広がり方が工夫され、熱による痛みが軽減されています。また、当院では同じ部位に対し複数回に分けて照射をし、皮下組織の温度を段階的に加熱していくことで、より痛みの少ない治療を実現しています。

当院では以前サーマクールを使用していましたが、私自身も治療を受けるのが辛いと感じるほどの痛みがあり、使用を停止しました。モノポーラ型のRF治療器で痛みが少ないものを探している中でボルニューマに出会いました。痛がりの私が治療を受けても大丈夫なほど痛みのコントロールが可能で、効果も期待通りだったため導入に至りました。

施術の流れ｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

STEP1 カウンセリング	医師がカウンセリングで気になる部位や仕上りを伺い、診察します。ボルニューマが患者様に適した治療法かどうかの診断も行い、施術方法について詳しく説明いたします。
STEP2 クレンジング	洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております。
STEP3 ジェル塗布	肌を保護するジェルを塗布します。このジェルが熱伝導を助けて、熱から肌を守ります。
STEP4 照射	照射を行います。より安全に配慮されたコンタクトクーリング水冷方式で、痛みも緩和しながら治療をいたします。
STEP5 冷却	お肌の鎮静のために冷却マスクを用います。

よくあるご質問｜ほうれい線、シワ、顔のたるみ – ボルニューマ

ボルニューマを受けられない人はいますか？
ボルニューマは高周波を用いる治療ですので、体内にペースメーカーや埋め込み式除細動器を使用している方。治療部位に金属プレートを埋め込んでいる方。治療部位に感染症や、重度の皮膚疾患がある方。糖尿病・悪性腫瘍・心疾患・出血性疾患の方。妊娠されている方。ケロイド体質の方。治療部位にアプトスや金の糸リフトを受けている方は治療をお断りしております。
ボルニューマはどれくらいの間隔で受けるのが良いですか？
お肌の状態によって個人差がありますが、ボルニューマの場合、半年～1年あけた施術をおすすめしております。