顔、手背、腕など紫外線の当たりやすい部位にできる、茶褐色ではっきりとしたシミです。紫外線が当たることで活発化したメラノサイトが、メラニンを産生することが原因で生まれます。数年前、数十年前に日焼けをしていた結果がシミとなってお肌に現れます。この老人性色素班が表われるのは、30歳頃と言われています。
2~3mmに淡褐色の小さなシミが多数出現するタイプのシミで、顔の場合、頬から鼻背にかけて見られるのが特徴です。背中や胸元、鼻下などの紫外線の影響を受けやすい部位にもできることがあります。
頬や前額など左右対称性に現れるシミです。色は比較的薄く、べたっとした印象がありますが、ときには濃く非常に目立つこともあります。日本人の約40%の女性が肝班を持つとも言われおり、女性ホルモンのバランスの変化や紫外線、接触の刺激、ストレスなどが悪化の要因とされています。
ニキビ、擦り傷、かぶれ、日焼け、やけどなどにより、炎症が生じた後に現れるメラニンの沈着によるシミです。炎症の深さによりメラニンが沈着する部位が異なるため、様々な色調、形状を呈することがあります。色素沈着が表皮内にあるのか真皮内にあるのかによって、治療法が大きく変わってきます。
20歳くらいから出現する淡褐色~紫褐色の色素斑で、両頬や小鼻に点状に広がるシミです。真皮内に入り込んだメラノサイトが女性ホルモンや紫外線などの刺激をきっかけとしてメラニンを作り出し顕著化します。肝斑と似た症状がありますが、その治療法は異なります。

最新医学による理論の上では、シミの原因であるメラニンを取り除く場合、メラニンだけを壊してあげればいいわけですが、皮膚のどの深さ、どの層にあるのかを見極めて的確に治療すれば、より十分な効果を発揮できるだけでなく、安全に治療ができます。シミは一種類ができることは少なく、前述した5種類のシミが混在する場合がほとんどです。そのため治療法も数種類の組み合わせを行う必要があります。また、飲み薬や塗り薬などホームケアを併用することで相乗効果が得られることもあります。当院では、様々な治療法を用意し、その人にあった治療法で、時にはそれらを組み合わせながら、確実にシミを改善していきます。
